シャンプーQ&A

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今、アナタがお使いのシャンプーは大丈夫でしょうか?』
髪の道に携わって30年、お客様からの質問「あるあるネタ」です。

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Q.『市販されているシャンプーの中で、一番イイのは何ですか?』

A-1.シャンプーボトル裏の「成分表示」をご覧ください。
厚生労働省の決まりから、含有量の多い順から載っています。
2番目の「○○○硫酸」とは、台所洗剤と同じ性質で、
●洗浄力が高い ●生分解性が悪い ●原価が安い ●「硫酸」
ですから、タンパク質(汚れ)を分解・破壊します。

A-2. 『今お使いのシャンプーで、お顔を洗ってみてください』
結果、お肌はツッパリます。お顔と頭皮は「1枚の皮」でつながっていますよね。
お顔がツッパルって事は、頭皮もツッパリ、もちろん髪もパサパサになります。
新陳代謝の早い赤ちゃんを洗いますと、有害物質を外に排出する「はたけ」が出来ます。
医学的には「単純性顔面粃糠疹(たんじゅんせいがんめんひこうしん)」と呼び、
『アトピー性皮膚炎』の始まりです。「この子は生まれつき、皮膚が弱くて…」と
耳にしますが、実は刺激の強い石油系シャンプーを使った原因から、
後天性のモノがほとんどだそうです。

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=上手なシャンプーの見分け方=

☓《石油系シャンプー》
・ラウリル硫酸ナトリウム
・ラウレス硫酸ナトリウム
・ラリウルエーテル硫酸ナトリウム
・ラウレス硫酸TEA

◎《アミノ酸系シャンプー》
・ココイルグルタミン酸
・ココイルペタイン
・ココイルメチルタウリンナトリウム
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Q.1 『ノンシリコンならば、OKなの?

A. 「シルコン」=皮膜成分。摩擦係数を小さくする機能から、
主にティッシュペーパー、リンス、柔軟仕上剤に配合されている。
シリコンの特徴は、①髪の手触りを良くする。②安価で有害。③生分解されない
(水に溶けない)ので、環境に悪い。
利益重視のメーカーが「有害なシリコン入りのは使っちゃダメよ!
ウチのを使ってネ~」と、シリコン以外の「コーティング剤」を
入れただけに過ぎません。『ノンシリコン』と書かれていても、
シリコンより怖いのが、成分の40%を占める科学洗浄剤
『○○○硫酸」なのです。どうかお忘れなく~

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Q.『じゃあ、トリートメントは、どれを選べばイイの?』

A.市販のトリートメントは、油分がとても多く、静電気を防ぐ
「カチオン」=柔軟剤みたいなモノが大半です。髪のダメージは修復してくれません!
一時的に、質感と手触りを良くするだけです。

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Q.『使い始めた頃はスゴク良かったんだけど、最近何だか合わなくなってきたのは、どうして?』
『私は、毎日トリートメントをしているのに、どんどん髪がパサついていくのは、なぜ?』

A.市販のトリートメントは、油分が多いという事は、毎日「髪に油をつけている」訳です。
元々、水と油は混ざらない性質ですから、油は水を寄せ付けず、髪の水分を飛ばしてしまいます。
よって、これらを使えば使うほど、髪は乾燥します。決して潤う事はありません。
CMなどでは、「髪が良くなる!」と謳っているものの、市販のトリートメントでは、
髪は一向に良くなる事はありません。「それは使用量が足りないからよ~」
と益々、使わされる事になります。
「今度の新発売は、もっとスゴイ!」の広告に騙されてはいけません。
そこで「上手なトリートメントの見分け方」ですけど、シャンプーほど
見分け方がカンタンではありません。
「○○○が入っているからダメ」「○○○が入っているから良い」という定義はありません。
販売価格に比例するとも限らず、プライスが安くても、中には良いモノもあります。

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※シャンプーは「ノンシリコン」と表記していても、トリートメントの方には、
ガッツリ「シリコン」が入っています。
基本的には「地肌には付けない」から、「シリコン入り」でもトラブルが起きにくいからです。
すなわち、トリートメント剤よりも、体内へ入っていき、トラブルを招くシャンプー剤の方に
気を遣うべきなのです。
その方が、髪質改善や、お肌のトラブル防止、環境問題へとつながります。
やはり、最優先すべきは、シャンプー剤なのです。あくまでもトリートメントとの効果とは、
①油分で皮膜を作り、髪を保護してくれる。
②静電気を防ぐ。③香りづけ….までです。
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『石油系洗浄剤の使用禁止』
いよいよ全国各地の有名温泉地が一斉に、『石油系洗浄剤の使用禁止』
を発表しました。これは、シャンプー剤が排水を通じ、その土地の土壌や、
水源の水質を変えてしまう恐れがあるからです。大切な「源泉の効能」を
守るために、今年5月に開催された『全国温泉協会サミット』内で決定した、
『アミノ酸系シャンプー・石鹸』の使用に、各温泉施設が続々と取り組んでいます。

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